[ NPAW 活用事例 ] VONETIZE

VONETIZE 社は、どのように YOUBORA を活用して、顧客のサポートと新しい市場を開拓したのか

    世界中の視聴者全員に対して、同じ最高品質の映像を届ける。

    YOUBORA Analytics(現NPAW Suite*)とそのSmartSwitchモジュールによって、世界中に渡る体験品質(QoE)とCDNの状況をリアルタイムのインサイトと指標で把握できます。

    カスタマーサポートの徹底したコスト削減、および、新しい市場におけるCDN戦略の最適化を実現。

    ビジネスの正しい意思決定は、正しいデータによって導かれる

    Vonetize社は設立当初から、自社サービスのパフォーマンスをどのように把握するかが戦略上重要であると認識していました。他のグローバル企業と同様に、Vonetizeは世界中の顧客にリーチする必要があり、すべてのエンドユーザに最高のQoEを届けるために、ローカルのCDNおよびISPパートナーに頼っています。

    ユーザー個々のデータを活用したカスタマーサポートの効率化

    同社が最初に気づいた問題は、ユーザーレベルで何が起こっているのか詳細な情報が不足していたため、カスタマーサポートが許容できない3段階目のエンジニアサポートに達していました。コールセンターは明らかに独立性が不足しており、サポートのプロセスやコストの最適化と、何よりも顧客満足度を向上させる必要がありました。

    カスタマーサポートの独立性と効率性の向上

    Vonetize はYOUBORA Analytics を使用することで、カスタマーサポートがユーザーレベルのリアルタイム情報を一次請けの段階で利用できるようになりました。今では、オペレーターは特定の問題をピンポイントで把握できるようになり、より効率的なトラブルシューティングを行うことができます。こうして、社内で第2、第3段階目のサポートに回されるチケットの数を減らすことができました。最も重要な点は、返金やトラブルシューティングにISPへ連絡するといった正確な情報を、顧客が短時間で得られるようになったことです。

    国際市場における最適なCDN戦略を見極める

    顧客の要求がグローバル化するにつれ、最高のビデオ品質を提供することは、ますます複雑な課題となってきました。Vonetizeはすぐに、配信エコシステムの多様性と複雑さが、国によって一貫性のない体験品質(QoE)を生み出していると結論付けました。最近ブラジル市場に進出した際には、根本的な問題が、ISPのインターネット混雑時間や、パートナーによって利用可能な帯域幅の変動によって引き起こされるローカル的な問題だと判断することができました。それでもVonetizeは、他に類を見ない視聴体験を提供したいと考えていました。

    Vonetize について

    Vonetizeは、スマートTVをはじめとする様々なデバイス向けに、プレミアムコンテンツサービスやテクノロジープラットフォームの開発を目的として、2011年に設立されました。同社は、ハリウッド映画、ボリウッドチャンネル、音楽チャンネルなどの様々なコンテンツを提供しており、世界市場で数百万人の視聴者にリーチしています。

    同社は、大手機器メーカーやコンテンツホルダーと提携してOTTサービスを構築・配信しており、その統合と市場投入までの時間を最小限に抑えることに特に注力しています。

    NPAW について

    NPAW (Nice People At Work)はバルセロナ(スペイン)に本社を持ち、オンラインメディアサービスを支援するビッグデータとビジネスインテリジェンスの会社です。オンラインメディアビジネスにおいては 2008 年から取組み、今日ではこの分野における世界的にも重要なプレイヤーとなりました。

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